弁護士
理事
大濱 正裕
OHAMA Masahiro
相談者へのメッセージ

弁護士が相続問題において携わる場面はさまざまであり、ご高齢者がお元気なうちに遺言の作成をお手伝いさせていただくこともありますが、実際に多いのは、相続発生後の遺産分割でもめてしまい、やむをえず家庭裁判所での調停や訴訟などの法的手続を依頼したい場合や、遺言で相続したあとに、遺留分減殺請求を受けてしまった場合といった、いわゆる「争族」になってしまっているケースがほとんどです。
血のつながった親族同士での争いは、誰もが避けたいところではあります。
しかしながら、相続人の中に、たった一人だけ自己主張の強い人がおられたり、生前に起きた様々ないざこざや感情のもつれなどが複雑に絡み合って、相続は「争族」となってしまうのです。
調停や裁判はとても時間がかかるといわれます。一般の方の感覚からすれば、「これらの法的手続には時間がかかりすぎる」とお考えになるのも無理はありません。
その手続の間も一定のストレスを感じる方も多いことでしょう。
とはいえ、法律は、どんなに揉めていて解決困難に思える「争族」であったとしても、必ず解決することができるルールを定めています。
つまり、法の下で進めれば必ずゴールはあるということです。
「争族」に携わる弁護士は、事務手続きだけでなく、長い時間を相談者と共有することになりますので、相談者への法律の理解を促進するだけではなく、当事者として疲弊したメンタルのケアやお抱えになる様々な不安を取り除けるように関わることが、重要な資質であると考えております。
争族でお困りの多くの方々に、できる限りのお力添えをさせていただければ幸いです。
経歴
平成15年 3月 | 中央大学法学部法律学科卒業 |
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同年10月 | 司法試験合格(旧試験) |
平成16年 4月 | 司法研修所入所(58期) |
平成17年10月 | 弁護士登録(東京弁護士会) ロア・ユナイテッド法律事務所入所 |
平成19年 5月 | 日本ファイナンシャルプランナーズ協会AFP(Affiliated Financial Planner)登録 |
平成20年 6月 | 平成20年度青山学院大学院ビジネス法務専攻「社外労働者処遇の法と実務」講師 |
平成21年 1月13日 | 渋谷区代々木にてレイズ・コンサルティング法律事務所を開業 |
平成26年 7月22日 | 業務拡大のため、新宿区四谷に上記法律事務所を移転 http://raysconsulting.jp/ |